「方言がぎこちない」と評価された慶尚道出身の俳優たち
方言の演技はコン・ユ自身も控えていたようですが、実際に方言で演じたコン・ユは、“方言演技に違和感があった”という評価を受けてしまいました!
コン・ユの優しいしなやかな声が慶尚道よりはソウルの雰囲気に近く、イントネーションも一般的に知られている放送用の釜山の方言とは異なっていたためのようです!
劇中、コン・ユは実際の釜山方言を使っていて“釜山の方言のイントネーションで合っているのか?”という意見が多かったんです!
4人目 女優ソン・ソンミ
韓国ドラマ「Mine」に出演する女優ソン・ソンミも釜山出身で、これまでに柔らかい方言を演技して、方言演技に対する論争が繰り広げられたことがあります!
韓国ドラマ「ゴールデンタイム」で、熱血看護師を熱演しましたが、劇中、釜山の20、30代の女性たちが使う方言を駆使して演技をしました!
しかし、聞き慣れない人々から不自然に聞こえると批判を受けたんです!
一方で、釜山方言のネイティブたちからは、女優ソン・ソンミの演技がリアルな話し方で日常会話のようだったと高評価を得ました☆
5人目 女優キム・ヨジン
日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」で悪役を演じたキム・ヨジンの独特な話し方も記憶に残っている方が多いはずです!
まさに、キム・ヨジンが演じた弁護士チェ・ミョンヒは慶尚道(キョンサンド)方言のイントネーションを誇る人物なのですが、一部視聴者からは“方言がぎこちない”という評価を受けました。
またキム・ヨジンの方言演技に“あそこまでイントネーションが強くない”と指摘されたのですが、キム・ヨジンは慶尚道(キョンサンド)方言の中でも強い方に属する馬山(マサン)出身です!
演じた本人も「ヴィンチェンツォ」での方言演技は、ソウルの言葉でもなく、方言でもない“ぎこちなく聞き心地の悪い話し方”を使おうと努力したそうなんです!
そのため方言に対する“ぎこちない”という指摘は寧ろ、演技の成功を意味していると言えますよね!
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最後に
今回は韓国で視聴者から「方言がぎこちない」と評価された慶尚道出身俳優たちの方言演技をご紹介しました!
日本人にとっては地域による方言の違いまではなかなか気づかないですが、韓国人からすると細かい違いまで気になるようですね!
皆さんも、ぜひ韓国の方言の演技をチェックしてみて下さい♪