「イカゲーム」の魅力って？世界がハマる理由はここにある！
Netflixオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」が人気のワケは？
2021年話題のNetflixオリジナル韓国ドラマ『イカゲーム』は、日本のネットフリックス総合ランキングTOP10でも配信直後から上位にランクインしているだけあってNetflixユーザーなら多くの方が視聴したはずです。
そんな『イカゲーム』を視聴した人の声はさまざま。
“面白い”とドラマにハマる人が続出する一方で、“ここまで世界が盛り上がる魅力はあるのか？”と、期待したほどではないという意見もあります。
そこで今回は大反響を呼んでいる韓国ドラマ『イカゲーム』の魅力と、もしもシーズン2が公開されたら扱われそうな“韓国の遊び”についてご紹介します！
韓国ドラマ『イカゲーム』の内容は？
ネットフリックスオリジナルシリーズ『イカゲーム』は、456億ウォン（約42億3700万円）の賞金がかかった謎のサバイバルに参加した人々が最後の勝者となるために命がけで極限のゲームに挑む姿を描いたデスゲームジャンルのドラマです！
日本のテレビドラマでいうと「ライアーゲーム」や「カイジ」、「今際の国のアリス」などが同じジャンルのドラマになります！
『イカゲーム』の盛り上がりは想像以上！
韓国ドラマ『イカゲーム』は9月17日に動画配信サービスNetflix（ネットフリックス）で公開されて以来、94カ国で1位を記録して、これまでの最高ヒットドラマ『ブリザートン』を超える大ヒットドラマとなりました！
他にも『イカゲーム』に関連したグッズが注目を集め、タルゴナ型抜きセットや、コスチュームなどが人気を集めている他、ネット上には『イカゲーム』でプレイされた“ムクゲの花が咲きました”などのゲームを仮想空間で楽しむ人もいます。
さらにSNSではTikTokで“イカゲーム”というハッシュタグを付けた投稿が増加し、出演者俳優たちのInstagramのフォロワー数が急増したことも話題を集めました！
特にセビョク役を演じた女優チョン・ホヨンは韓国女優トップのフォロワー数となりました！
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世界が『イカゲーム』にハマった理由はどこに？
世界中で話題になっている中、“そんなに面白いのか？”と疑問を持っている方も少なくないようです！
まだ視聴されていない方もかなり期待しているかと思いますが、実際に何故ここまで世界で『イカゲーム』旋風が巻き起こったのでしょうか？
■韓国の伝統的な遊び
『イカゲーム』では参加者が命がけでゲームに挑戦しますが、その遊びは子供向けの韓国の伝統的な遊びです！
“だるまさんがころんだ（ムクゲの花が咲きました）”をはじめ、タルゴナ型抜き、綱引き、ビー玉遊び、飛び石（橋渡り）、イカゲームなど、どれも韓国人が子どもの頃に遊んだような簡単なルールの遊びで、初めて見る人でも分かりやすいルールです！
そのため初めてゲームを知った外国人も理解しやすかったのも、ヒットの要因になったと考えられます。
■こだわりの詰まったセット
ドラマではゲームをする会場がそれぞれ異なり、移動する際の階段や何段にも積み重ねられたベッドなど、ドラマへの没入度を高めるセットも魅力的でした。
また『イカゲーム』を運営する人はピンク色の作業服を着て、参加者は緑色のジャージを着ていて、とても印象に残りました！
このように視覚でも楽しめるような工夫があちこちに施されていた点も、この大反響に繋がったと感じます！
■社会とのリンク
ニューヨークタイムズは『イカゲーム』の人気要因について国家的経済不安を挙げて、劇中でキャラクターたちが直面する経済的貧困問題が青年たちの現実と似ていると指摘しました。
社会で成功の機会を得ることができないという点でも現実と繋がっているところがあり、社会進出の機会が見えない韓国の若年から共感を呼んだと分析しています！
実際に、『イカゲーム』ファン・ドンヒョク監督は“登場人物の問題は非常に個人的だが、同時に韓国社会の現実を反映している。劇中のキャラクターと韓国の青年たちの現実の類似点が予想外に国際的な突風を導いている”と語りました。
